過払い金計算でお金が戻ってくる人とは
過払い金計算でお金が戻ってくる人
消費者金融などから借金をした場合、過払い金請求の対象になるケースがあります。
消費者金融などからお金を借りた人すべてが過払い金請求できるわけではなく、
条件を満たしていることが必要です。
過払い金請求ができるのは利息制限法が改正された
平成18年11月以前に借り入れを行った人で、
利息制限法で定める上限金利を上回る金利が適用されていた人に限ります。
条文が施行されたのは平成22年6月ですので、
その時までグレーゾーンが適用されていた可能性もありますので、
その場合は過払い金請求ができます。
過払い金計算
過払い金請求でお金が戻ってくるのは過払い金計算で払いすぎた利息がある場合です。
過払い金計算は自分でもできますが、計算式が複雑なため、
金融に関する知識を持っている人でなければ難しいのが実情です。
そのような場合は弁護士や認定司法書士に過払い金計算を依頼できます。
弁護士や認定司法書士に依頼する場合には手数料が発生するので、
過払い金と手数料を差し引いたときに余剰金が出る場合は過払い金請求をした方がよいでしょう。
過払い金があるかどうかを確かめるためには、これまでの借入履歴がわかる資料が必要です。
資料がない場合には、弁護士を通じて貸金業者側に開示請求をしてもらいます。
開示請求は個人でもできますが、
手続きに応じない業者もあるので専門家に依頼するのが得策です。
過払い金がある場合は、できるだけ早く請求手続きをすることをお勧めします。