過払い金計算はいつまで可能か
過払い金計算の期限
過払い金計算をして過払い金の額がわかった場合、
できるだけ早く手続きをする必要があります。
過払い金請求には時効があり、
時効が過ぎてしまうと一切の過払い金請求ができなくなるからです。
過払い金請求の時効は債務を支払い終えてから10年間と定められています。
10年が経過しないうちに過払い金請求をするなら、払いすぎた利息を取り戻せるかもしれません。
貸金業者側は過払い金があったとしても自ら債務者に対して
過払い金を支払うようなことはしません。
理不尽に思えるかもしれませんが、過払い金請求は自己責任でする必要があるのです。
債務の返済を続けている場合は時効が変わります。
過払い金請求の時効
時効は最後に債務を返済し終えてから計算しますので、
債務の返済が続いている場合は時効が適用されず、
いつでも過払い金計算をして過払い金の請求ができます。
いつ返済し終えたかがわからない場合は、
速やかに弁護士事務所や認定司法書士事務所に足を運び、
開示請求をしてもらうようにしてください。
過払い金計算の際に時効をチェックするのが大切だと述べているのは
消費者金融から借入した40代の女性です。「過払い金請求をしようと思っていたのですが、
面倒くさそうなのでちゅうちょしていました。
弁護士事務所のコマーシャルを見て、無料で相談できることを知り、足を運びました。
相談したところ時効まであと2カ月しか残っていないことがわかりました。
弁護士の方はすぐに手続きをしてくれたので、手元にお金が戻ってきました。
時効のチェックはとても大切です。」と語っています。